ストレス?甘いものがやめられない!繰り返すニキビ、肌荒れはこれで撃退

鍼灸師、香西美和です。

「また肌荒れ・・・そういえば最近ストレスで甘いもの食べ過ぎちゃった・・・」

そんな経験、ありませんか?

実は甘いものの食べ過ぎはニキビができやすくなる原因となります。

これをくりかえすと、ニキビはなかなか治らず、憂鬱な気分になってしまいますよね。

そしてそれがストレスになり、さらなる肌荒れの原因となってしまう。

こんな悪いループに陥っていませんか?

でも大丈夫!

甘いものをやめなくても簡単なセルフケアで肌荒れやニキビを改善する方法があるのです。

今回のブログではストレスから甘いものを食べ過ぎて肌トラブルがある人向け。どなたでも続けやすいセルフケアとからだの調子を整えて美肌を目指すためのアドバイスをお届けします。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

ニキビにも効く!肌荒れにテッパンのツボ5つ

できてしまったニキビは決してつぶしてはいけません。

ニキビ、肌荒れに効果的なツボをご紹介しますのでセルフケアしてみましょう。ツボ押しのコツは強く押さないこと。ズーンと感じられれば大丈夫。さあ、やってみましょう!

  1. 合谷(ごうこく)
    場所: 手の甲で親指と人差し指の骨が交わるところの内側。
    効果: 全身の血行を促進し、肌のターンオーバーを整える効果があります。ストレスや疲れが原因の顎ニキビにもおすすめです。
    方法: 反対の親指で少し痛いくらいに押し、5秒間キープ→離す、を繰り返してみましょう。
  2. 曲池(きょくち)
    場所: 肘を曲げたときにできるシワの外端部分。
    効果: 血流を改善し、体内の老廃物を流しやすくします。意外かもしれませんが、このツボは繰り返す顎ニキビや吹き出物の改善に役立ちます。
    方法: 軽く押したり、円を描くようにマッサージすると良いです。
  3. 天枢(てんすう)
    場所: おへその両脇、指3本分外側の位置。
    効果: 便秘や胃腸の調子を整えて顎ニキビを改善します。 腸の働きをサポートし、老廃物の排出を促すツボです。便秘がちな方や胃腸の不調が原因で肌荒れしている場合にも特におすすめです。
    方法: 人差し指、中指、薬指の3つの指の腹を使い、ゆっくりと押しながら小さな円を描くようにマッサージします。1回3〜5分程度行うと効果的です。服の上からで大丈夫。
  4. 足三里(あしさんり)
    場所: 膝のお皿の下、指4本分くらい下の外側のくぼみ。
    効果: 胃腸の調子を整え、食べ過ぎによる消化不良を改善。結果として肌の調子も良くなります。
    方法: やや強めに押して5秒キープ→離す、を数回繰り返します。
  5. 三陰交(さんいんこう)
    場所: 内くるぶしから指4本分上の、骨の際の部分。
    効果: ホルモンバランスを整えてニキビを予防。 女性特有のホルモンバランスの乱れに起因する顎ニキビにもおすすめのツボです。
    方法: 親指でじんわり押して、リラックスしながら3〜5分程度刺激してみてください。

睡眠とストレスケア

睡眠不足やストレスがホルモンバランスを乱し、ニキビを悪化させることがあります。

意識して、睡眠の向上やストレスケアを行ってみましょう。

  • 質の良い睡眠:寝る前にスマホを見ない、部屋を暗くしてリラックスするなど、寝つきをよくする工夫を。
  • ストレス解消法:軽い運動や深呼吸、趣味の時間を大切にする。ヨガや瞑想もおすすめです。
  • 美容鍼灸:鍼やお灸でお顔やおからだを刺激することによって自律神経を整え、リラックス効果が期待できることでストレスケアにつながります。

食べるタイミングを工夫する

甘いものを食べるなら、午後2〜3時の間がおすすめ。

この時間帯はからだのエネルギー消費が高く、血糖値のコントロールがしやすいとされています。夜遅くのスイーツはできるだけガマン!

また、甘いものと一緒に温かい白湯やノンカフェインのお茶などをお供にすると胃腸の負担を軽減できます。

ニキビ・肌荒れに効く栄養素を補給する

甘いものを食べる人は、肌の代謝を助ける栄養素を積極的に取り入れましょう。

  • ビタミンB群: 肌の代謝を助ける(豚肉、納豆、卵など)
  • ビタミンC: 抗酸化作用で肌を守る(キウイ、パプリカ、レモンなど)
  • 亜鉛: 肌の再生をサポート(牡蠣、カシューナッツなど)

甘いものがやめられなかったAさんの場合

Aさんは仕事のストレスから甘いものをつい食べ過ぎてしまい、顎に繰り返しニキビができるのが悩みでした。

肌荒れを隠すためにメイクを厚くする日々・・・。

そんな中、このブログでも紹介したツボ押しを試してみることに。

最初は「本当に効くのかな?」と半信半疑だったAさんですが、毎日お風呂上がりに合谷三陰交を軽くマッサージすることを2週間続けました。

すると、肌の赤みが和らぎ、ニキビも徐々に減少!何より、以前より肌の調子が整ったことを実感し、気持ちも前向きになったそうです。

「甘いものを我慢せずに、こんなに肌が変わるなんて!」と喜ぶAさんは、今でもセルフケアを習慣にしているそうです。

ツボ押しは息を吐くときに圧をかけると、ほどよい刺激が加わりますよ!

いかがでしたか?

ストレスから甘いものを摂りすぎても、簡単なセルフケアを続けることで顎ニキビや肌荒れを改善に導く方法をお伝えしました。

今回ご紹介したツボ押しやセルフケアは、忙しい中でも取り入れやすいものばかり。

まずは、今日からできることをはじめてみましょう。リラックスしながら行うことで、心もからだも整い、美肌への第一歩を踏み出せます。

さらに、「自分に合ったケアを知りたい」「プロの手を借りたい」と感じた方は、ぜひ当サロンの美容鍼灸トリートメントをお試しください。

お一人お一人のお悩みに合わせた施術やアドバイスで、あなたの美肌づくりを全力でサポートします。

ご予約やお問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ。

あなたにお会いできるのを楽しみにしています。

投稿者プロフィール

香西美和
香西美和
香西美和(こにし みわ)

1970年1月生まれ、川崎市出身。はり師きゅう師となって15年目(2024年現在)。これまでに延べ6000人の美容と健康に携わる。バリ島でのトリートメント技術習得や、中国人医師のもとで学んだ東洋医学をもとに、独自の美容鍼灸メソッドを確立。2016年、脳血管の病気のために2年経営した店舗を閉店するも、「もう一花咲かせたい」と2024年に「salon fiora」として復活を遂げる。「美容鍼灸と花風水で、顔も運気も引き上げる」喜びを、自分と同年代の女性に広く実感してもらうことを願って活動中。

国家資格:はり師 きゅう師 2000年3月取得
その他:メノポーズカウンセラー、レイキティーチャー、バリニーズマッサージ、花風水、周易占い