50代の女性必見!顔のほてり・赤みを和らげるツボ4つ

鍼灸師、香西美和です。

50代、更年期やホルモンバランスの変化により、顔がほてったり、赤みが気になったりすることはありませんか?

突然の顔のほてりや赤みは、不安や戸惑いを感じさせます。

「また来た…」と気持ちが沈んだり、人と会うのが億劫になったりすることも。

これは単なる肌トラブルではなく、からだの内側からのサインかもしれません。

でも大丈夫!

今回は生活習慣を整えたりツボ押しをすることで、肌の赤みやほてりを抑える方法をご紹介します。

ぜひ試してくださいね。

顔のほてりや赤みの原因

顔のほてりや赤みは、加齢やストレス、血流の滞りによる影響が考えられます。

  • 更年期による水分バランスの乱れ … からだの潤いが減少し、熱がこもりやすくなる
  • ストレスやイライラ … 自律神経の乱れにより、血流が悪化し顔が赤くなりやすい
  • 血流の滞り … 熱が発散されず、のぼせやすくなる
  • 肝火上炎(かんかじょうえん) … ストレスや怒りによって「肝」のエネルギーが過剰になり、熱が体の上部にこもる状態。顔の赤みやほてり、目の充血、頭痛などを引き起こすことがある。

特に50代になると、からだの水分保持力が低下し、熱がこもりやすくなるため、ほてりや赤みが出やすくなります。

簡単にできるセルフケア

ほてりや赤みを落ち着かせるために、日常で簡単にできるセルフケアをいくつかご紹介します。

おすすめのツボ押し

  • 合谷(ごうこく)(手の甲・親指と人差し指の間)… 血流を整え、赤みを和らげる
  • 内関(ないかん)(手首の内側)… のぼせや自律神経の調整
  • 太谿(たいけい)(足首の内側)… からだの潤いを保つ
  • 太衝(たいしょう)(足の甲・親指と人差し指の付け根)… 肝のエネルギーを調整し、ストレスや肝火上炎の鎮静に効果的

ツボ押しは、やさしく5秒ほどかけて押し、ゆっくり離すのを3回ほど繰り返します。毎日の習慣にすると、からだのバランスが整いやすくなります。

これらのツボはお灸で温めるのもとってもおすすめです。じんわり熱くなってきたら位置をずらしましょう。

また、いちどに複数の場所にお灸はしないこと。やけどを防ぐためです。

食事でバランスを整える

からだの熱を鎮め、水分を補う食材を意識することで、内側から整えていきます。

  • 水分を補う食材 … 白きくらげ、梨、山芋、豆腐
  • 熱を鎮める食材 … ゴーヤ、セロリ、緑茶
  • 肝火を鎮める食材 … クコの実、菊花茶、トマト、緑黄色野菜

刺激物やアルコールは熱を助長しやすいので、控えめにするのがおすすめです。

温めるケアでリラックス

ツボ押しと合わせて、足元を温めたり、リラックスできる時間を確保することで、血流が促進され、ほてりや赤みが和らぎやすくなります。

足浴、腹巻、よもぎ蒸しなど

まとめ

いかがでしたか?

顔のほてりや赤みは、生活習慣の見直しで和らげることができます。

  • ツボ押しや温めるケアを習慣にする
  • 食事でバランスを意識する
  • ストレスを溜めず、リラックスを心がける

日々の生活の中に取り入れることで、少しずつ変化を感じられるはずです。

顔のほてりや赤みが気になる方は、ぜひ試してみてくださいね。

サロンでのケアも、血流を促し、肌のバランスを整えるのに効果的です。ご興味のある方は、美容鍼灸とよもぎ蒸しのセットがおすすめ。ぜひお気軽にご相談ください。

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投稿者プロフィール

香西美和
香西美和
香西美和(こにし みわ)

1970年1月生まれ、川崎市出身。はり師きゅう師となって15年目(2024年現在)。これまでに延べ6000人の美容と健康に携わる。バリ島でのトリートメント技術習得や、中国人医師のもとで学んだ東洋医学をもとに、独自の美容鍼灸メソッドを確立。2016年、脳血管の病気のために2年経営した店舗を閉店するも、「もう一花咲かせたい」と2024年に「salon fiora」として復活を遂げる。「美容鍼灸と花風水で、顔も運気も引き上げる」喜びを、自分と同年代の女性に広く実感してもらうことを願って活動中。

国家資格:はり師 きゅう師 2000年3月取得
その他:メノポーズカウンセラー、レイキティーチャー、バリニーズマッサージ、花風水、周易占い