更年期症状を上手に乗り切る!顔もからだもラクになるケア方法
鍼灸師、香西美和です。
あなたは最近こんなことがありませんか?
「ささいなことでイライラする」
「今まで肌トラブルなどなかったのに最近急激に肌荒れがひどい」
「フワ~っとめまいが起きる」
これらは私たち世代にはよくあること。
いわゆる更年期症状の一部だと思われます。
もしかして大きな病気かも?と心配することもあるかもしれません。
実は私がそうでした。なぜなら更年期症状がどんなものかを知らなかったから。
何度も病院に行き、漢方やサプリメント、プラセンタ注射も経験しました。
だから同じようなお悩みをもつあなたに伝えたい。
「その症状、セルフケアを試してみたら?」
更年期症状は早めにケアを始めることで、からだと心の負担を軽減し、毎日をより快適に過ごせるようになります。
今回は知っていると役に立つ、顔もからだもラクになる更年期のケア方法をお届けします。
ここで更年期症状について少し掘り下げてみましょう。
更年期とは
更年期とは、閉経の前後10年くらいの間にホルモンバランスが大きく変わることで、からだや心にさまざまな症状が出る時期のことです。
更年期には、次のような特徴があります。
- ホルモンの減少による変化
女性ホルモン(エストロゲン)が急に減ることで、からだの調子を整える自律神経が乱れてしまいます。
その結果、ほてりや急な汗、ドキドキする動悸、めまいや頭痛といった症状が出やすくなります。 - ストレスと気分の落ち込み
疲れやすくなったり、イライラしたり、不安を感じることが増える人が多いです。
そのせいで気分が沈んだり、物事に集中できなくなることもあります。 - セルフケア不足の影響
更年期症状をそのままにしておくと、骨が弱くなる「骨粗しょう症」や、痩せにくくなり内臓脂肪が増える「メタボリックシンドローム」になるリスクが高まります。
でも、心配しすぎはいけません!
早めのケアを始めれば、これらの症状を軽くしたり、心とからだの調子を整えることができるのです。
今からできる小さな工夫で、毎日をもっと快適に過ごせるようになりましょう!
更年期症状を早期にケアする方法
- ツボ押しを取り入れる
以下のツボは更年期のさまざまな症状を改善する効果が期待されています。
強く押しすぎずズーンと感じるくらいの圧で力を加えるといいです。
湧泉(ゆうせん)足のつま先からかかとまでの約3分の1のところにできるくぼみ。
副腎の機能を高めホルモンバランスを改善。
百会(ひゃくえ) 頭のてっぺん。めまい、不安、血圧調整にも効果あり。
身柱(しんちゅう) 首のつけ根にある大きな骨から3つ目の突起。
イライラやストレス、不眠症、神経症に効果あり。
三陰交(さんいんこう) 内くるぶしの中心から指4本うえ、骨の後ろのふちを押す。
冷えを取り、ホルモンの分泌を改善する作用あり。血行不良が原因の肌荒れにも効果あり。
女性のツボ、と言われています。 - バランスの取れた食生活
・エストロゲン様作用のある食品:納豆や豆腐などの大豆製品(過剰摂取は禁物)、アボカド、ナッツ類を適度に摂ります。
・抗酸化作用のある食材:色の濃い野菜や果物を積極的に摂取し、体内の炎症を抑えます。
・血の巡りや気を補う食材:疲労感の改善に山芋や百合根、血行を良くするには栗やなつめなどがおすすめです。 - 心身のリラックス
・リラックス法:アロマテラピーなどで気分を落ち着かせる方法があります。
精油のラベンダーは安眠効果が期待できるので寝室で使ってもOK。お好みの香りを見つけられるといいですね。
森林浴、川のせせらぎや海のさざ波の音を聞く、などもリラックスには効果的。
・軽い運動:ヨガやウォーキングで筋力を維持し、自律神経のバランスを整えます。
運動で汗をかくと体内の老廃物や余分な塩分が排出されると言われています。
これにより、肌の代謝も促進されます。そうです!美肌につながるのです。
また、セロトニンを増やすのも良いので起床30分以内に朝日を浴びてみましょう。 - 専門家に相談する
更年期の症状がつらいと感じるときや、気になる症状があり心配な場合は、専門家の力を借りることも大切です。
自分でのケアに加えてプロのサポートを取り入れることで、症状がぐっと楽になります。
例えば・・・
- 鍼灸でからだのバランスを整える
鍼灸は、からだの中のバランスを整えて更年期の症状を和らげる効果があります。
定期的に施術を受けると、ほてりや冷え、イライラなどが軽くなる場合があります。
さらに、美容鍼灸を組み合わせることで、肌にハリや潤いが出るなど、美容面でも嬉しい効果が期待できます。
私たち世代には美容と健康がとても大事!お顔が明るくなると気持ちも明るくなるからです。 - 漢方薬で内側からケアする
漢方は、一人ひとりの体質や症状に合わせて処方されます。例えば、
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):冷えや貧血がある方におすすめ。
加味逍遥散(かみしょうようさん):ストレスやイライラ、不安感が強い方。
これらの漢方薬は更年期の症状改善によく使われます。
漢方薬を処方するにはその人のからだの状態を知ることから始まります。
まずは、信頼できる漢方専門家に診断の基準になる「証・しょう」を立ててもらいましょう。
症状がひどい場合は迷わず婦人科でご相談ください。
医師によりエストロゲンを増やすお薬、ホルモン補充療法の処方ができる場合があります。
貼り薬や経口薬など様々なタイプがあるのでご自身に合ったものを。(体調や病歴、家族の病歴などにより適用されない場合があります)
また、もしかすると病気が隠れている可能性もあるので、自分の直感で「何かおかしいな」と感じたときは、そのサインを見逃さないようにしましょう。
鍼灸師、香西の場合
私は乳がんに罹った親族がいるのでリスク回避のためエストロゲンを増やすホルモン補充療法は受けていません。
かわりに漢方薬やイソフラボン含有のサプリメントなどを摂ったりしていました。
でも私自身が一番効果が高かったと感じるのは水素サプリと運動です。
無理のない範囲でからだを動かしていると、生活習慣病の予防にもつながります。
54才の現在、テニスと水素サプリが
私の元気のもとです!
いかがでしたか?
更年期は女性にとって避けられないライフステージですが、適切なケアを早めに取り入れることで、穏やかで快適な毎日を過ごせます。
まずは簡単なセルフケアから始め、必要に応じて専門家のサポートを受けることをおすすめします。
年齢を重ねても輝く日々を手に入れるために、口角を上げて今日から一歩を踏み出しましょう!
お顔とからだのトータルケアなら当サロンの美容鍼灸トリートメントがおすすめです。更年期症状のアドバイスが可能なメノポーズカウンセラーの資格を持つ鍼灸師香西美和が施術します。
毎回あなたの体調を確認しますので、その時に最適なオーダーメイド施術が受けられると好評です。
お問い合わせはこちらからどうぞ。お待ちしております。
投稿者プロフィール
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香西美和(こにし みわ)
1970年1月生まれ、川崎市出身。はり師きゅう師となって15年目(2024年現在)。これまでに延べ6000人の美容と健康に携わる。バリ島でのトリートメント技術習得や、中国人医師のもとで学んだ東洋医学をもとに、独自の美容鍼灸メソッドを確立。2016年、脳血管の病気のために2年経営した店舗を閉店するも、「もう一花咲かせたい」と2024年に「salon fiora」として復活を遂げる。「美容鍼灸と花風水で、顔も運気も引き上げる」喜びを、自分と同年代の女性に広く実感してもらうことを願って活動中。
国家資格:はり師 きゅう師 2000年3月取得
その他:メノポーズカウンセラー、レイキティーチャー、バリニーズマッサージ、花風水、周易占い
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